- 御朱印帳の購入
- 御朱印について調べる
- ルートを決める
- 付帯情報についても調べる
- 小銭を用意する
御朱印帳の購入
さて御朱印集めにはまず、当たり前ですが、御朱印帳が必要となります。
御朱印帳は神社専用の神社用とお寺専用のお寺用とを分けた方がよいそうです。
(日蓮宗の「御主題」も集める場合は「御主題帳」として、それも分けることが望ましいそうです)
滅多にないようで私も今のところ経験がないですが、まれに神社とお寺の御朱印が同じ御朱印帳に混ざっているといただけないことがあるそうです。
御朱印帳には主に、大判サイズ(横12X縦18cm)と通常サイズ(横11X縦16cm)があります。
たくさん文字を書いていただく場合、一般サイズだと小さく押し縮められてしまうので、私はなるべく大判サイズの御朱印帳を買うようにしています。
特にお寺の御朱印はたくさん文字があることが多いので大判サイズをお勧めします。
なお御朱印帳には蛇腹タイプと和綴じタイプとがあり、通常は蛇腹タイプを使うことが多いと思いますが、和綴じタイプ(穴の開いた紙をひもで閉じるタイプ)だと西国三十三か所などを回るときに、御朱印をいただいた後で札所の番号順に御朱印の順番を入れ替えることが出来るという利点があります。
蛇腹タイプは両面使っても大丈夫ですが、まれに裏側に書かれた御朱印が裏写りしてしまうことがあります。
その場合はなるべく紙でいただいた書置き御朱印を裏側に貼るなどして対処するとほぼ大丈夫です。
他にも二面御朱印用の御朱印帳や書置きの御朱印を保管できる御朱印専用ホルダーのようなもの(昔のアルバムのようにフイルムでかぶせて保管する)もあります。
ただ私は二面(両面)御朱印の場合はきれいに貼れないことが多いのでクリアファイルに保存しています。
私が初めたときは、神社用は鎮座百年祭を記念して作られた明治神宮の御朱印帳(2020年)を、お寺用には増上寺の御朱印帳がそれぞれ気に入ったのでまず最初に買いに行くことに決めました。

右が増上寺の御朱印帳(大判サイズ横12X縦18cm)で左が明治神宮鎮座百年祭記念御朱印帳(一般サイズ横11X縦16cm)です。
なお御朱印帳は通信販売でも購入することが出来ます。
御朱印について調べる
次に御朱印について調べます。
私はいつも事前にOmairiやホトカミという御朱印情報がわかりやすく網羅されているサイトを使って回りたい所を決めています。
そして気に入った御朱印を見つけたらそのお寺や神社について詳しく調べます。
それに加えて、お寺や神社のHP、Facebook、Twitter、Instagramなどで情報を補強します。
特別御朱印をいただける日にちであるとか、今月の月替わりの御朱印はどんな風だとかを調べておきます。
ルートを決める
御朱印をいただきたいお寺や神社が決まったら、どういうルートで回るかを決めます。
私のように移動手段が徒歩と電車のときはGoogle Mapを使って、駅からどの方角にあり、歩いて何分くらいかかるかや、複数の場所を回るときは、次の目的地までの距離や時間などを調べながら、どういう順番で回るのが効率が良いか調べます。
私の場合、初日は御朱印帳を買うために代々木にある明治神宮と港区にある増上寺を最大目標として回りました。
その上で他にも回れそうなところをネットで調べてルートを考えました。
そして回りたい寺社の名前だけメモしておいて、当日はそのメモを見ながらGoogle Mapを駆使して回ります。
付帯情報についても調べる
後半に回る予定の所は一応、社務所が何時まで開いているかも調べます。
基本的には午後4時までが多いので大抵、4時で終わりにします。
時間についてはお昼時の12時から13時まではあまり訪問しないように気を付けています。
大きなところだと問題ないことが多いですが、場合によっては昼休みということで閉まっている所もありますし、個人でやられているお寺などはお昼時はご迷惑になるので避けた方が無難です。
あと調べておくといいのは御朱印の初穂料や御朱印をどこでいただけるかも事前に調べておくと当日、迷ったりしなくていいので便利です。
車で移動される方は駐車場の有無なども調べておくといいと思います。
大量の小銭を用意する
小銭も大量に必要です。
お賽銭を入れるときに使ったり御朱印を買うときにおつりがないようにするためです。
お金は基本的には手渡しですし、まだ大きな所ならすいている場合などおつりを出してもらっても大丈夫なそうな時もありますが、なるべくならおつりが出ないように小銭をたくさん用意しておくのがマナーだと思います。
私は銀行で10円玉と100円玉は100枚単位で両替して常備しておき、100円ショップで買った小銭入れに入れています。

10円玉は茶色なので左の小銭入れに100円玉は灰色なので右の小銭入れに入れています。
当日、回るときはGoogle Mapが大活躍します。
Google Mapがなかったら御朱印を集めたりすることなんてとても不可能でした。
それくらいに便利です。
どこを歩いているのか全然わからなくても最終的にはいつも目的地に着くことが出来ますから…
さて買いたい御朱印帳が決まり、回りたいお寺と神社が決まったら、あとは当日、天候に恵まれることを祈るのみです。